英訳者の私の辞書環境については、昨年書いたこの記事でも紹介している通り、EBWin4という辞書ブラウザにすべての辞書を入れて、串刺し検索をしています。
ところが、私が使用している有料辞書がいくつか、今後EBWin4で使えなくなる可能性が高くなってきました。詳細については、帽子屋さんこと高橋聡さんがブログに書いてくださっています。
EBWin4に入れている辞書の中で、私が使う頻度が高いのは以下の辞書です。
- ビジネス技術実用英語大辞典V6 英和・和英・用例ファイル
- 研究社新編英和活用大辞典(英訳者に必須です!!!)
- 研究社 新英和・和英大辞典
- ジーニアス英和大辞典
- 180万語対訳大辞典
このうち、2と3の辞書はLogoVista辞書のcatalogファイルをEBWin4に登録して使っていますが、これが今後PC買い換えなどの理由でインストーラーを再度ダウンロードした場合、EBWin4では使えなくなってしまいます。
ということで、今のところ、以下のような使い方を考えています。
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1,4,5は今まで通りEBWin4で閲覧する。
- 2,3は、KOD(研究社オンライン辞書)のアドバンスト会員になり閲覧する。
KODについては、一カ月ほど前から試しに使用していますが、英和・和英とも充実したラインアップですし、串刺し検索ができるので使いやすいと感じています。
実際、先日の英訳セミナーでも、遠田和子先生、岩淵デボラさん両者がKODを愛用されているとおっしゃっていました。
この他に、各種英英辞典はオンラインで無料で使用できます。
以上の私の例は一例に過ぎませんが、みなさんもご自分に合った辞書環境を構築してみてください。翻訳者にとって、辞書は本当に大切な商売道具です。