本日、サンフレアアカデミーにて、遠田和子先生の
『長文を訳す〜読ませる文章を目指して〜』
に参加してきました。
遠田先生は私の尊敬する大先輩の英訳者。
都合のつく限り、先生のセミナーには参加させていただいています。
今日のセミナーの事前課題は長文の英訳。
内容は某美術展についての新聞記事。
日頃、技術文書ばかり英訳しているし、癖のある日本語だったこともあり、たぶん今までで一番苦戦した課題でした😌
英訳する前に、どれだけ国語辞典を引き、また、調べ物をしたことか。
でも英訳者にとってはこの作業が不可欠であり、改めて下調べの大切さが身に染みてわかりました。
遠田先生のセミナーは毎回学ぶことが本当にたくさんあります😀
今日のセミナーで学んだことは、
・一文は30ワード以内で。
・一語の中に複数の意味が含まれる単語を使うことで、言葉の燃費を上げる。
・名詞を動詞化することにより、機能語(前置詞、冠詞)を減らす。
など、まだまだたくさんあるのですが、最後に先生がおっしゃった言葉は
『訳文を独り立ちさせて、読者に届ける。』
すなわち、原文あっての訳文ではなく、訳文そのものを読者に届ける、ということ。
これができる英訳者になるためには、もっともっと精進が必要だなと実感しました。
そして、いつもながら丁寧に添削してくださった課題を最後に返却していただいたのですが、やっぱり修正がたくさん入ってる💦
んー、進歩がないなぁ、あたし😝
と思ってページを閉じようとしたら、最後に、
『勉強続けてますね。英文がきれいになってます。』
の言葉が😍😍😍
せ、先生、ありがとうございます😭😭😭
この言葉で一生がんばれます!!!